希望

土曜日は息子の合格者招集日でした。

今は昔と違って合格者発表は受験番号だけだから
数字でしか確認できないけど、この日あらためて合格通知書を
受け取ると、私も息子もじわーっと本当に合格したんだなあって
実感がこみあげてきました。


息子の受験番号は、煩悩の数(笑)
忘れられない番号になりそう。



私の方は就職先の配属施設も希望していたところに決まっているようで
とても楽しみにしています。

ブログを読み返していると、本当に私、学校生活がんばってきたなあって
思います。

学校に入学して本当によかった。

学校に行ってなかったら、私の人生って確実に違ってただろうなって。
精神疾患の恐ろしさもわかっただけに、本当によくここまで来れたなって
思います。


しんどかったけど、私にはやれる力があったんだ、引き出してくれた周囲にも
感謝の気持ちでいっぱい。



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パニック発作を起こしてから、本当に長くて苦しいことが多かったけど
全部全部つながっている。
入院生活で家に帰ろうとしても、怖くて、新しい学校生活も不安で押し潰されそうに
なって、

そのときに介護福祉士の兄ちゃんが、かけてくれた言葉。
なんでもない言葉だけど、腰を落として私を見上げてやさしいまなざしで
私の思いを受け止め、傾聴してくれたこと

この時の気持ちを忘れたくないって思います。
介護も医学知識重視になっているけど、原点はぶれないでほしいって思います。

友達のありがたさもいっぱい感じて、学校でも年齢を超えて
いろんなこと共有できて、

つらいことがあったら思い出そうと思います。




私は今希望でいっぱいです。
なんでもない日々が、絶望のどん底だった視点から希望の視点に
変わって、学校で社会人学生として過ごした日々が
これからの人生にどんどんつながっていけるように

生きていくことがすばらしいって思えるように

親子でひとつ目標を達成できたから

お互いまた新しい世界で、歩いていきたいです。




世界の介護現場

たまたまテレビをつけたら、NHKのBS放送で下記の番組が流れていました。

地球アゴラ 2月24日放送 世界の介護現場


オーストラリアとデンマークの高齢者介護施設で働く日本人の方が
現地から日本の介護福祉を学ぶ学生と中継で結ばれ、
介護についての情報を交換していました。


外国との大きな違いとして、外国(ここではオーストラリアとデンマーク)では
利用者の身体を持ち上げてはいけないということが常識になっていること。

介護職員の腰痛はじめ身体の負担を重視して、時間がかかっても
利用者の移乗・移動はリフトで行うということでした。

日本では頚椎損傷などで首から下がまったく動かないなどの重度の身体障害の方には
利用しているけど、車いすなどの方はボディメカニクスやキネステティックなどの生活支援技術で
行っていることがほとんどです。

それから、生活支援には安全安楽であることや利用者主体であることが
第一ですがその捉え方も文化の違いかなと思ったのですが

転倒などのリスクがあっても、外国ではリスクが起こったときに
頭をぶつけそうな位置にクッションを下に敷くなどして、手は貸さないという
ADLの自立の視点が、利用者さんと一線を引くというもの

リスクマネジメントは日本でも対策は当然行うけど、
過剰介護とできない部分は介助して、できる部分残存機能を活かす
リスクに対しての責任の捉え方からして
なかなか線引きが微妙だなあ、と思いました。


考えさせられることが多かったです。

現場での課題になりそう。




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息子合格!!

私の二年間の集大成が終わった翌日は、息子の番。

息子は小4の終わり頃から、国立中受験をしたいと
言い出しました。

私の母校でもあり、高校がないので私は反対しました。
公立中で幼なじみや地元の友達と、義務教育は過ごして
高校受験でがんばればいいんじゃないか、という私の経験も
あって私の考えを述べました。

しかし、どうしても自分の力を試したい、と言ってきました。

私が中学受験をめざした頃とそっくりで
止める権利もないので、じゃあやるなら悔いの残らないよう
塾に通わせることにしました。


塾選びも息子が決め、塾も嫌ならいつでもやめなさい、
あくまで自分が決めてやることなんやからねって
息子には言ってました。


毎日、2年間塾に通ってずっとずっとこの学校に入りたいと
志望校も変更することなくがんばってきました。

そんな姿に反対していた私もいつのまにか
受かって欲しいという気持ちに変わり、応援していました。


この2年間私もいろいろと息子には、つらい思いもさせてしまいました。
だけど、卒業が一緒になることを励みに、息子には負けられないと
そう思って私も社会人学生として2年間乗り切ることができました。


息子の受験倍率は過去5年間を上回る最高の競争率で
模試ではいつも合格確実判定はもらっていたけど、
この学校は、学力だけでなく面接もかなり比重を置いているので
楽観視はまったくできませんでした。

だけど、息子の努力は結果として実を結び、見事合格を成し遂げました。

親子Wで本当に嬉しい努力の成果が最高の形として、現実となりました。

25年ぶりにこの中学校の同窓会に出席したばかりで
感慨深いものもあり、その同級生の子どもも合格していました。
学校説明会の時、なつかしい思い出を話しながら

今度は私達は親となり、その子どもたちは私達が出会った歳となり、子ども同士がまた
同級生となり、私達の後輩となります。

クラスまで一緒だったら笑えるけど。


合格発表の日、落ち着いて自分の番号を見つけ、冷静を保っていた息子も
その日は安堵したのかソファでかわいい寝顔で、ぐっすり眠ってしまいました。

あと数日の小学校生活、塾通いも終わって学校から帰ると
友達と遊びに飛んでいく息子。

本当によくがんばりました。


これから貴重な青春を送ってほしいし、私もサポートしていけるよう
がんばっていきたいと思います。




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卒業研究

私の通っている学校の特色に卒論があります。

卒論の計画は進級時から、始まっており
私は最初から「双極性障害」特に躁状態に関してテーマをあげることは
決めていました。

で、論文の組み立て方のマニュアルを見ていて仮説をたてることを
あげていたので

メインテーマを双極性障害、サブタイトルを躁状態と恋愛依存症にしていました。

鬱はよく知られているけど躁の方は、あまり知られていないことや
依存症は合併症として現れやすいこと、

また依存症をアルコールなどの物質依存でなく
身近な行為である「恋愛」から精神依存の視点から依存症を探っていくこと

躁状態の特徴と恋愛依存症、この二つが密接に関連しているという
仮定の上で、研究を始めました。


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精神疾患に関する本は結構今まで読んでたので、
「躁」と「恋愛依存症」という部分を
ネットや文献でいろいろ調べて、自分自身の経験と照らし合わせると
それはどんどんつながっていって、

特に恋愛依存症の書籍は心理学者が著者ですが、私が学校で学んだ
マズローの5段階欲求や、エリクソンの8つの発達課題、フロイトの分析など
思わぬところで介護の中にも通じることが
とても新鮮でした。

そして精神疾患は性格ではなく、脳の伝達神経物質になんらかの異常を
きたしているということや薬物療法など、医学的根拠もわかってきました。


介護って横断的学習だから、あらためて学校で学んだ魅力を感じました。


私は、調べたことをできるだけ自分が理解して、ワードに入力していきました。
その調べたことに自分の体験談を組み込むことで、もっと確実性を高めようとしていました。

その結果、非常に膨大な量となってしまいました。
量を削ってもなかなか適当な量におさまらない。

ある人は私のページ数を聞いて「それだけ思いが強いんだね」って
言ってくれました。

で、全部を伝えたかったけど先生の指示をもらって、テーマを絞ることにしました。
興味を惹きやすいのは恋愛依存症のほうなので、テーマは恋愛依存症で仕切り直しました。


100ページ以上も作った卒論は自分史みたいな意味もあり、
私は先生に読んでもらっただけで、充分な気持ちになりました。
ここで、もう過去には洗脳じゃなく、きちんと向き合って、客観的にこうやって根拠に
基づいて調べてこれまでの経歴を克服して封印しようと思いました。


LiLiCoさんも一時ホームレス時代を暴露していましたが、
ある時を境に、もうこのホームレス時代で売るのは嫌だから
これで封印します。って言ってました。

私もそんな心境です。(って後にまた神様に試されましたが(^^;))


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で、自分の経験は削除しました。


そしてプレゼンにあたって、初めてパワーポイントを使って資料作成に
入りましたが、構成や内容について注意したこと。


まず私はテーマは研究心を重視するため介護に絞らず自由に自分の好きなものに
してもよいのですが、やはり介護福祉にこの研究がつながるようなものにしたかったこと。

私は認知症がかつては「痴呆」と呼ばれ、問題行動を起こす問題老人として
みなされていた時代から、研究が進んで、認知症の遅らせることはできても
治すことは今はできない

脳の細胞が壊れていくことによる
中核症状  記憶障害(新しいことが覚えられない)、見当識障害(時間、場所がわからない)
      遂行機能障害(物事の判断や手順がわからなくなり、段取りを立てられない)


その中核症状を本人は自覚していて、環境の変化やその人の性格、周囲の対応によって
起こる

周辺症状 (不安、不穏、徘徊、暴言、暴力)など の関係性が明らかにされ、認知症の正しい知識を
習得して適切なケアを行えば周辺症状は緩和されることが解明されました。
そのうえで、生活支援を実践するために学んで来ました。

私はこの認知症の理解が、介護福祉に一番興味を持ちました。


双極性障害と恋愛依存症の関係と、認知症の中核症状と周辺症状との関係のように
形に見えにくく、まだ研究途上にある分野の疾患とその人を見る、知るために

人間理解の手がかりの一つとして私は今後の課題としてあげました。


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次に陥りそうになりましたが、講演じゃなく研究発表なので、やはり自分の体験談に
すり替えてしまわないように気をつけました。
興味をひきやすくするために、カミングアウトもしましたが、絶対に1年の頃のように
人に発表するときに、フラッシュバックが起こっても、泣いたりして感情をむき出しに
したくないって、強く思っていました。


パワーポイントは、初めてでしたが、凝り性の私は、とても楽しくて
ハマッてしまいました。(笑)

資料作成に注意したことは、一番はなんといっても「見やすい」ことです。
文字の大きさ、図やイラストなど視覚に訴えるものを、取り入れること
背景とのコントラストに注意しました。

私は、恋愛をイメージするためイメージカラーを淡いピンクにしましたが
何度も、見にくくないか、もう少し立体感を入れた方が見やすくないかとか
できるだけ自分の技術の自己満足に終わらないように、気をつけました。

あくまで発表の補助的手段ということを忘れないように。


で、本番はケースレポートのように原稿を作って読むつもりでした。
しかし、読み上げてみると持ち時間を大幅に越えてしまいました。

卒論は私は、自分の中に落としこんだ知識だったので
思い切って、パワーポイントの内容を自分のことばで喋ることにしました。

そして最後にメッセージを加えて、ご清聴くださった方に贈る気持ちで
終わる構成にしました。


私はこの卒論とプレゼン経験が本当にいい経験になりました。
2年間の集大成として悔いなく締めくくることができました。



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2年課程全終了

昨日の卒論発表会をもってやるべきことは、すべて終わりました。

まず全国共通試験クリアしました。
午前問題難しかったけど、午後問題に助けられました。
模試より、むずかしかった((--;)

後期試験は1科目赤点じゃないかヒヤヒヤしてたけど、
なんと全科目オール優!!


ケースレポート(事例研究)プレゼン、原稿作って発表しました。
私は、従来型施設における認知症利用者の過ごし方をテーマに
レクリエーション援助の重要性をサブタイトルに研究しました。

個別ケアを重視した施設構造としてユニット型がどんどん増えてますが
ユニットが従来型よりメリットばかりあるとは、限らない

従来型施設は簡単に改築することもできません。
コスト面から経済状態との兼ね合いで従来型を選択する利用者さんもいるでしょう。

認知症の周辺症状は適切なケアが行われていれば、緩和されます。
私は従来型施設実習で、そのことを学びました。

どんなにハードがすばらしくても、やっぱりソフトウェアである介護スタッフが
どれだけ工夫できるか、だということを訴えたかったことと、

もうひとつは周辺症状緩和までは力を入れるけど、落ち着いて手がかからなくなってから
そこからその人の生活の質の向上を図ることが、十分でない現状に対して、余暇時間を
いかにして楽しみながら充実して過ごすか、そのためにレクリエーションは重要だという
ことを、理解するために、調べてみました。

レクリエーションは、特定の活動ではなく、余暇を充実させ楽しむ、という「考え方」を
指しているそうです。

介護は「世話」でなく、その人の生活の質の向上を図るものです。

現場では、流れ作業で終始している現状もあるけど、その中でスタッフの葛藤や
基本を理解していれば、できていないで終わらず、改善するためにはどうすればいいか
という叩き台を打ち出すことができます。


レクは正直私は、実行するのはいいけど、計画を立てるのがめんどくさいタイプです。

でも、こうやって事例研究することによって、その意義や重要性を理解することで
プロセスの大切さがわかってきて、じゃあ、やっぱりどんなレクのプログラム立てようかな
って考えだすし、そのためには、参加してもらう利用者さんをアセスメントもっと
新しい目でアセスメントすることができるんじゃないかな、と思いました。

そんな研究内容や考察をパワーポイントにまとめて
発表用のセリフを原稿にして10分ほどで読み上げたプレゼンでした。



次は卒論のこと書きたいと思います。



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プロフィール

おかえり

Author:おかえり
1972年生まれ
龍馬生誕の地高知在住
2000年生まれの息子と
じじばばの4人家族。
たくましいシンママではなく
いつまでも娘気分な
シンママです(^^;)

(だから息子に
いつもつっこまれてるし)

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